「COLUMNS関数の使い方」と「COLUMN関数との違い」
![本記事では、COLUMNS関数の使い方とCOLUMN関数の違いに関して解説します。](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2023/04/503-1024x576.png)
目次
はじめに
先日の記事では、ROW関数を解説しました。
本記事では、COLUMNS関数の使い方とCOLUMN関数の違いに関して解説します。
COLUMNS関数の説明
COLUMNS関数とは、関数の引数として渡されたセルの列数を返すExcelの関数です。
「COLUMN(列)」と「複数形S」を組み合わせて、
COLUMN(行)が複数存在≒列数という関数名の由来になっていると考えられます。
![COLUMNS関数とは、関数の引数として渡されたセルの行数を返すExcelの関数です。
「COLUMN(列)」と「複数形S」を組み合わせて、
COLUMN(行)が複数存在≒行数という関数名の由来になっていると考えられます。](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2023/04/image-63.png)
COLUMNS関数の文法(型と引数)
COLUMNS(配列)
説明:
- 配列の列数を返します。
引数:
ROWS 関数 – Microsoft サポートより、データ分析ドットコムで改変
- 配列
- 列数を調べる配列、配列数式、またはセル範囲を指定
Excel関数のダイアログには、次のように記載されています。
Excel関数のダイアログを使いこなせば、関数の意味や使い方も理解できてしまいます。
Excel関数のダイアログの使いこなす方法は、記事末尾に記載しておきます。
![COLUMNS関数:
行数を返します](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2023/04/image-64.png)
COLUMNS関数の使用例
COLUMNS(C3) -> 1
=COLUMNS(C3) と入力すると、C3というセルの列数を求めます。
C3は1列だけからなるセルなので、戻り値は1になります。
COLUMNS(D7:F7) -> 3
D7からF7までのセル範囲の列数を求めます。
D7からF7までは3列からなるセル範囲なので、戻り値は3になります。
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COLUMNS関数とCOLUMN関数との違い
大きく次の2点です。
- COLUMNS関数は引数を省略できない
- COLUMNS関数は列番号、COLUMN関数は列数
「COLUMNS関数は引数を省略できない」の理由は、COLUMNS関数は列数を返すため、
引数を指定しないと、列数を調べようがないからです。
![COLUMNS関数とCOLUMN関数との違い:
COLUMN関数は行番号、COLUMNS関数は行数](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2023/04/image-65-1024x617.png)
最後に
今回は、ExcelのCOLUMNS関数について解説しました。
ROWS関数は、列数を返すことができます。
また、今後の記事でCOLUMNS関数の活用方法に関しても紹介する予定です。
Excel関数のダイアログの使い方については、記事末尾に記載していますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事
本記事の読みやすさをさらに向上させるために、Excel関数に関する原理原則についてまとめた記事を紹介します。