【SORT関数】使い方と解説

はじめに

本記事はSORT関数を解説します。

SORT関数はExcel 365、Excel 2021で利用可能です。この関数はExcel 2019以前のバージョンでは利用できません。

したがって、本記事作成時点では、最近登場した新作関数です。

SORT関数の説明

SORT関数とは、範囲内のセルを昇順または降順に並び替えるためのExcel関数です。
この関数名は「SORT（並べ替える）」という単語に由来しています。

SORT関数の文法（型と引数）

SORT(配列,[並べ替えインデックス],[並べ替え順序],[並べ替え方向])

説明：

• 配列の中の[並べ替えインデックス]の値を、[並び替え順序][並べ替え方向]に基づいて並び替える

引数：

• 配列（必須）
  • 並び替える範囲を指定
• 並べ替えインデックス（任意）
  • 並び替えの基準となる行または列のインデックスを指定
  • 省略した場合、最初の行または列が使用される
• 並べ替え順序（任意）
  • 並び替えの順序を指定。
  • 1または省略の場合は昇順、-1を指定すると降順に並び替える
• 並べ替え方向:
  • TRUEを指定すると列単位、FALSEまたは省略すると、行単位で並び替える

Excel関数のダイアログには、次のように記載されています。
Excel関数のダイアログを使いこなせば、関数の意味や使い方も理解できてしまいます。

Excel関数のダイアログの使いこなす方法は、記事末尾に記載しておきます。

SORT関数の使用例

行方向に並び替え

昇順

青枠データを、年齢の昇順にします。
G3セルに、次の関数式を入力します。

列方向に並び替え

昇順

青枠データを、年齢の昇順にします。
C11セルに、次の関数式を入力します。

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最後に

今回は、ExcelのSORT関数について解説しました。
SORT関数は、範囲内のセルを昇順または降順に並び替えることができます。

Excel関数のダイアログの使い方については、記事末尾に記載していますので、ぜひ参考にしてください。

参考記事

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