EXCELピボットテーブルで複数の値を一気に追加・集計

先日、「Excelピボットテーブル初心者向け:11種類の値フィールドの解説」を紹介しました。
そこでは、EXCELピボットテーブルの「値フィールド」全11種類を紹介しました。

値フィールドには複数の値を設定できます。
それにより、目的の集計値を一気に算出できます。

ピボットテーブルに複数の値を一気に追加して集計する方法

下記サンプルデータから、「商品カテゴリ別 売上数の合計/売上金額の合計/売上数の最大値/売上金額の最大値」を求めます。
つまり、ピボットテーブルに複数の値を一気に追加して集計します。

サンプルデータ:

月	商品カテゴリ	売上数	売上金額
1	A	100	30000
1	B	150	45000
2	A	120	36000
2	B	160	48000
3	A	110	33000
3	B	170	51000

ピボットテーブルの作成手順

次のステップで、
「商品カテゴリ別 売上数の合計」「売上金額の合計」「売上数の最大値」「売上金額の最大値」
が一目でわかるピボットテーブルが完成します。

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STEP1：ピボットテーブルの挿入

1. データ範囲を選択
2. [挿入]タブをクリック
3. [ピボットテーブル]をクリック
4. [テーブルまたは範囲から]をクリック
5. [テーブルまたは範囲からのピボットテーブル]ダイアログボックスが起動後に、 [新しいワークシート]を選択し[OK]をクリック

STEP2：ピボットテーブルの作成

1.行フィールドに「商品カテゴリ」を追加

• ピボットテーブルフィールドリストで「商品カテゴリ」を行にドラッグ

2.値フィールドに「売上数」と「売上金額」を追加

• 「売上数」を値フィールドにドラッグ
• 「売上金額」を値フィールドにドラッグ

3.集計方法の変更

• 「売上数」のフィールド設定を「合計」に変更
• 「売上金額」のフィールド設定を「合計」に変更
• それぞれのフィールドに対して「最大値」も追加し、設定を変更

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最後に

この記事では、EXCELピボットテーブルを使って複数の集計値を一気に追加して算出する方法を紹介しました。

この方法を使うことで、商品カテゴリごとの売上合計や月別の売上最大値を一目で確認できます。例えば、月ごとの売上合計を把握することで、次月の仕入れ量を計画したり、過去の売上最大月を参考にできます。

複数の集計値を同時に確認することで、様々なデータを比較しやすくなり、ビジネスシーンで有効です。