Excelピボットテーブル初心者向け:11種類の値フィールドの解説

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エクセルのピボットテーブルは、データ分析の強力なツールです。

しかし、値フィールドの種類が多いです。

この記事では、その全11種類を紹介します。

Excelピボットテーブルの概念は、
Excelピボットテーブル入門: 基本操作と構成要素の完全ガイドを参照してください

ピボットテーブルの値フィールドの種類について

値フィールドとは、ピボットテーブルで集計するデータのことを指します。
Excelでは、これを11の異なる方法で集計できます。

値フィールドの種類とその説明

以下に紹介します。

  • 合計:すべてのデータの和
  • 個数:データの個数
  • 平均:データの平均値
  • 最大:データの最大値
  • 最小:データの最小値
  • :すべてのデータの積
  • 数値の個数:数値としてカウントできるデータの個数
  • 標本標準偏差:データの標本標準偏差
  • 標準偏差:データの標準偏差
  • 標本分散:データの標本分散
  • 分散:データの分散

それでは、以下のサンプルデータを使って、
これら各種集計方法がピボットテーブルでどのように働くのかを見てみましょう。

ピボットテーブルの値フィールドは幅広く網羅しており、
合計から最小値までの四則演算はもちろん、標本標準偏差から分散までの統計的な計算も使用できます。
つまり、ピボットテーブルだけでかなりの分析できます。

各種集計方法の実際の使い方

サンプルデータに対する動作例

サンプルデータは以下の通り、各月の商品カテゴリ別の売上数と売上金額を示しています。

商品カテゴリ売上数売上金額
1A10030000
1B15045000
2A12036000
2B16048000
3A11033000
3B17051000

ご自身のエクセルに貼り付けて試してみてください。

各種集計方法のGIF画像を使用した解説

集計方法の値フィールドの種類とその説明を行いました。
これらがどのように動作するのか、具体的に見ていきます。

合計から最小値までの四則演算、標本標準偏差から分散までの統計的な計算のGIF画像です。

各種集計方法のGIF画像を使用した解説のGIF画像

まとめ

この記事では、Excelのピボットテーブルで使える値フィールドの種類全11種類について詳しく解説しました。

それぞれの集計方法「合計」「個数」「平均」「最大」「最小」「積」「数値の個数」「標本標準偏差」「標準偏差」「標本分散」「分散」が、
具体的にどのように動作し、どのような状況で使うべきかを解説しました。

次回からはぜひ、この知識を活用してデータ分析に役立ててみてください。