MAX関数 -日付や時刻の平均値も算出できる- DL可

Excelを使用する際、最大値を取得することはよくあります。

たとえば、数値の中から最も高い数値を見つけたい場合や、
金額の中から最も高い金額を見つけたい場合などが挙げられます。

こうした場合に便利なのが、MAX関数です。

MAX関数を使うことで、手動で数値を比較する必要がなくなります。

MAX関数は、

数値だけでなく、日付や時刻の平均値

も算出することができます。

関数の説明

MAX関数の基本的な使い方は、別途取り上げられたらと思います。

簡単に言うと・・・

MAX関数は、引数として指定された数値の中から最大値を取得する関数です。

MAXはmaximum(最大値)の略称であり、関数名の由来がわかります。

時間、日付や時刻の最大値も、求めることが可能です。

MIN関数は、引数として指定された数値の中から最小値を取得する関数です。

MINはminimum(最小値)の略称であり、関数名の由来がわかります。

日付や時刻の最小値も、求めることが可能です。

例えば、以下の場合に有効です。

  • 品質データの分析
    • 製造日時が品質に影響する可能性があるため、品質データと製造日時の関係を分析することがある。
    • 日時の最小値を計算して、最も長い製造時間を把握することができる。
  • 社員の勤務時間の分析
    • 社員の出勤時間や退勤時間のデータを収集し、その最小値を求めることで、社員の勤務時間の傾向を把握することができる。
    • 複数の社員の勤務時間の最小値を比較することで、各社員の勤務時間の違いを把握することもできる。
  • ウェブサイトのアクセスログの分析
    • ウェブサイトのアクセスログのデータを収集し、アクセス時間の最大値や滞在時間の最大値を求めることで、ユーザーの嗜好やウェブサイトの改善点を把握することができる。

引数

MAX関数の引数には、数値やセル範囲、定数、関数などを指定することができます。

=MIN(数値1, [数値2], …) 


複数の数値が必要です。
(数値1つでは、最大値は求まらないからです)

具体例

以下は、MAX関数を使った具体的な例です。

金額の例


上記の例では、A1からA4までの範囲の最大値を求めます。

日付の例


上記の例では、A1からA4までの範囲の最大日付を求めます。
MAX関数はエラーせず、2022/1/1 という結果を返します。

時刻の例


上記の例では、A1からA4までの範囲の最大時刻を求めます。
MAX関数はエラーせず、9:00 という結果を返します。

もしエラーしたら・・・

なお、エラーした場合は次の対策を試してみてください。

Excelが認識できる日付や時刻の形式でなければなりません。
(Excelはこれらの形式以外の日付や時刻の形式を認識できないため、エラーします)

以下の通りですが、[セルの書式]の変更から、簡単にカスタマイズできます。
(難しく考える必要はありません)

日付形式:

  • YYYY/MM/DD
  • YYYY-MM-DD
  • MM/DD/YYYY
  • MM-DD-YYYY
  • DD/MM/YYYY
  • DD-MM-YYYY

時刻形式:

  • HH:MM:SS
  • HH:MM
  • AM/PMの付いた時刻 (例: 10:30 AM)

日付と時刻の組み合わせ形式:

  • YYYY/MM/DD HH:MM:SS
  • YYYY/MM/DD HH:MM
  • YYYY/MM/DD AM/PMの付いた時刻 (例: 2023/02/24 10:30 AM)

サンプルデータ

オリジナルデータ

今回利用するサンプルデータは、Microsoft社の財務サンプルの Excel ブックを一部改変したものです。
下記はオリジナルのデータです。

財務サンプルの Excel ブック

”Power BI 用の Excel の財務サンプル ブックのダウンロード – Power BI | Microsoft Learn” .https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-bi/create-reports/sample-financial-download, (2024/1/15)

解答付きサンプルデータ

解答付きサンプルデータが欲しい方は、下記からダウンロードしてください。

最後に

ExcelのMAX数は、複数の数値データから最大値を求めるための便利な関数です。

本記事で解説したように、引数の指定方法や書式に注意しながら使うことで、

簡単に最大値を求めることができます。

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参考記事
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原理原則に関する記事

Excel関数自体の原理原則に関する記事です。こちらを参照すると、個別の関数の理解がさらに深まるでしょう。

構文に関する記事

Excel関数の引数と戻り値は何だっけ?という時に、役立つ記事です。

Excel関数にはそれぞれ構文がある

Excel関数には構文があります。それが、引数と戻り値です。構文に沿えばいいだけです。言わば、数学の公式のようなものです。理論を知らなくても、公式に当てはめれば答え…

Excel関数の引数とは

Excelの引数は、料理を完成させるための材料のようなものです。しかも、材料に種類があります。その種類を理解すると、Excel関数を上手く使いこなせるようになります。

ダイアログボックスの使い方に関する記事

Excel関数名は何だっけ?VLOOKUP関数の使い方は何だっけ?という時に、ダイアログボックスを使うと便利です。
下記はそのダイアログボックスに関する記事です。

Excelの検索ダイアログから、関数を探す

Excelの検索ダイアログに使えば、目的の関数を発見しやすくなります。WEB検索する前に、Excel関数の検索ダイアログを使ってみましょう。

Excelのダイアログに沿って、関数を使う

Excelのダイアログに使えば、関数の使い方を調べることができます。言わば、関数のガイドラインのようなものです。

参照形式に関する記事

関数式をコピーする時はどうしたらいい?
$マークは、どう付けたらいいだろう?
といった悩みをお持ちの方は以下をご覧ください。

絶対参照/相対参照/複合参照とは

絶対参照/相対参照/複合参照とは何かをどこよりも分かりやすく解説します。

絶対参照/相対参照/複合参照の使い方

「絶対参照」「相対参照」「複合参照」は、どうやって使うのかを紹介します。 ポイントは、「$マークは、直後にあるモノを固定する」です。

はじめに

Excelを使用する際、最大値を取得することはよくあります。
たとえば、数値の中から最も高い数値を見つけたい場合や、金額の中から最も高い金額を見つけたい場合などが挙げられます。
こうした場合に便利なのが、MAX関数です。

MAX関数を使うことで、手動で数値を比較する必要がなくなります。

関数の説明

MAX関数は、引数として指定された数値の中から最大値を取得する関数です。

MAXはmaximum(最大値)の略称であり、関数名の由来がわかります。

時間、日付や時刻の最大値も、求めることが可能です。

引数

MAX関数の引数には、数値やセル範囲、定数、関数などを指定することができます。

=MAX(数値1, [数値2], …) 

ここで、引数には以下の点に注意してください。

  • 範囲内の数値以外は無視されます
    (数値以外のデータでは、最大値を求めれないからです)
  • 複数の数値が必要です
    (数値1つでは、最大値を求めれないからです)

    よくよく考えれば、当たり前の話で、最大値には複数の数値データでなければならないという話です。

また、Excel標準機能のダイアログボックスからも分かります。
MAX関数の使い方を失念した際は、活用してください。

「Excel標準機能のダイアログボックス」の活用方法と威力は、
次の記事で紹介しています。

Excel関数の引数とは

Excelの引数は、料理を完成させるための材料のようなものです。しかも、材料に種類があります。その種類を理解すると、Excel関数を上手く使いこなせるようになります。


具体例

実は、「日付」「時刻」の最大値も、MAX関数で取得できます。

金額の例

A1: 100 
A2: 200 
A3: 300  

=MAX(A1:A3) -> 結果:300

上記の例では、A1からA3までの範囲の最大値を求めます。

時間の例

A1: 9
A2: 13
A3: 18

=MAX(A1:A3) -> 結果:18

上記の例では、A1からA3までの範囲の最大時間を求めます。

日付の例

A1: 2022/01/01
A2: 2022/01/02
A3: 2022/01/03  

=MAX(A1:A3) -> 結果:2022/01/03

上記の例では、A1からA3までの範囲の最大日付を求めます。

時刻の例

A1: 09:00
A2: 13:00
A3: 18:00 

=MAX(A1:A3) -> 結果:18:00 

上記の例では、A1からA3までの範囲の最大時間を求めます。

注意点

Excelが認識できる日付や時刻の形式でなければなりません。
(Excelはこれらの形式以外の日付や時刻の形式を認識できないためです)

以下の通りですが、[セルの書式]の変更から、簡単にカスタマイズできます。
(難しく考える必要はありません)

日付形式:

  • YYYY/MM/DD
  • YYYY-MM-DD
  • MM/DD/YYYY
  • MM-DD-YYYY
  • DD/MM/YYYY
  • DD-MM-YYYY

時刻形式:

  • HH:MM:SS
  • HH:MM
  • AM/PMの付いた時刻 (例: 10:30 AM)

日付と時刻の組み合わせ形式:

  • YYYY/MM/DD HH:MM:SS
  • YYYY/MM/DD HH:MM
  • YYYY/MM/DD AM/PMの付いた時刻 (例: 2023/02/24 10:30 AM)

即利用できるダウンロードファイル

以下のリンクから、Excel MAX関数を使った具体的な例を示したExcelファイルをダウンロードすることができます。

最後に

ExcelのMAX関数は、複数の数値データから最大値を求めるための便利な関数です。
本記事で解説したように、引数の指定方法や書式に注意しながら使うことで、簡単に最大値を求めることができます。

参考記事

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