【ビジネスExcel実践講座・初級】基本的な関数と計算
其の2 セルへの関数の入力方法
![Excel関数ウィザードを表示しているコンピュータスクリーン](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/06/excel-function-wizard-computer-screen.webp)
Excelチャンピオンになるためには、基本から応用まで幅広い知識が必要です。
「ビジネスExcel実践講座・初級編」を開設しました。
この講座では、Excelの基本操作を学ぶことができます。
前回は、『関数とは』について、『基本的な関数と計算』の其の1として解説しました。
今回は、其の2として、「セルへの関数の入力方法」について解説します。
関数ウィザードやフォーミュラバーを使って直接入力する方法や、関数の引数を指定する方法を正しく理解しましょう。
セルへの関数の入力方法
関数の入力を支援する関数ウィザードの利用方法です。
関数ウィザードは、[関数の挿入]ダイアログボックスと[関数の引数]ダイアログボックスの総称です。
手順は以下です。
1.セルを選択します
2.フォーミュラバー(セルの上部にあるバー)に移動します。[関数ウィザード](fxアイコン)を選択します
![Excel関数ウィザードの[関数の挿入]ダイアログボックスを起動する](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/06/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5.webp)
3.[関数の挿入]のダイアログが立ち上がったら、[関数の検索(S)]の欄に、関数名を入力
4.[検索開始]を選択します
5.[関数名]に検索結果が表示されたら、使用したい関数名を選択します
6.[OK]を選択します
![Excel関数ウィザードの[関数の挿入]ダイアログボックスで特定の関数を選択する方法](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/06/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429.webp)
7.[関数の引数]ダイアログが起動したら、ダイアログに従い、入力します。
例えば、SUMの場合は、合計を算出したいセルまたはセル範囲を設定します。
設定すると、「データ取得結果」「数式の結果」も表示されるため、間違いないかを確認します。
8.[OK]を選択します
![Excel関数ウィザードの[関数の引数]ダイアログボックスで関数の引数を入力する方法](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf.webp)
フォーミュラバーに直接関数を入力方法です。
手順は以下です。
1.セルを選択します
2.[数式]タブを選択します
3.フォーミュラバー(セルの上部にあるバー)に移動します。フォーミュラバー内で、関数名を直接入力します
![フォーミュラバーに関数を直接入力する](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/06/1efad1b5aa917a846fa5b3fc11367269.webp)
セル内で =記号を使い、関数を直接入力する方法です。
手順は以下です。
セルをダブルクリックし、セル内で関数名を直接入力します。
例: =SUM(
関数名の後に必要な引数を入力し、引数入力が完了したら、Enterキーを押して関数を確定します
![セル内で関数を直接入力する](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/06/7d6fddc4d5f4457e598413974089fe73.webp)
![](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/02/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5.jpg)
このリンクはExcelの関数を使用する際の基本的な原則を詳しく説明しています。
オートコンプリート機能(自動完了機能)を使った関数名
なお、「フォーミュラバーでの入力方法」「セル内での入力方法」では、
関数名の入力すると、オートコンプリート機能(自動完了機能)を使った関数名の入力ができます。
![Excelのオートコンプリート機能を示す例](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/06/7adfed136bf50c6b1f5c23f5919c3a0a.webp)
![](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/02/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5.jpg)
一見すると、オートコンプリート機能を持つ「フォーミュラバーでの入力方法」「セル内での入力方法」の方が便利そうですが、「関数ウィザードでの入力方法」は引数の詳細や正しい関数の使い方をガイドするだけでなく、エラー診断にも強いです。
この表を参考に、自分の状況や必要に応じた最適な方法を選びましょう。
関数の引数の入力:直接入力とセル参照とは?
直接入力とセル参照に関して、図解しています。
内容に関しては、本題ではないため、別記事でご確認ください。
![](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/06/b12c8b7e401505670006e9aa6ee0e2d0-scaled.webp)
次回に関して
今回は、「基本的な関数と計算」の其の2として、
「セルへの関数の入力方法」について解説しました。
次回は、「基本的な関数と計算」の其の3として、
「関数のエラー処理」について詳しく解説します。
お楽しみに!