横方向の連番データを生成する:SEQUENCE関数
先日、SEQUENCE関数の構文解説 -自由自在に表データを生成- DL有の構文を解説しました。
本記事では、「横方向の連番データを生成する」を紹介します。
連番データとは、数値が連続的に増減するデータを指します
横方向の連番データを生成する
ExcelのSEQUENCE関数で、
1から1ずつ増える数値を、10行に渡って横に並べたデータ
を生成するにはどうすればよいでしょうか?
つまり、1ずつ増えるため連番データが生成されます。
1ずつ増えるため、連続データです。
関数式
以下のような関数式を使用します。
=SEQUENCE(,10)
=SEQUENCE(,10)
は、
引数を省略すると、1と判断されるため、
と同じです。=SEQUENCE(1, 10, 1, 1)
1行10列のデータを生成します。
データは1から始まり、各要素はその前の要素から1ずつ増えます。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
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関数式の設定方法
2つの主な方法があります。
以下に、それぞれの方法の詳細を説明します。
関数の直接入力
直接セルに関数式を入力する方法は、速度とシンプルさが最大の利点です。
ユーザーはインターフェースを通じて複数のダイアログボックスを操作する必要がなく、次のような手順で直接計算を実行できます
1.セル選択:
- 計算結果を見たいセルを選択します。
例えば、A1セルを選択します。
2.関数入力
- 選択したセルに、関数式=SEQUENCE(,10) を入力します。
3.結果の確認:
- 関数を入力した後、Enterキーを押すと、
これにより、指定のデータを生成します。
ダイアログを使用した関数設定
Excelの関数ダイアログボックスを利用すると、
各引数に対する説明が詳しく提供され、ユーザーが関数を正しく設定しやすくなります。
さらに、引数の入力と数式の結果がインタラクティブに表示されるため、
入力ミスや計算エラーをすぐに確認でき、修正が容易になります。
[関数の引数]ダイアログの詳しい使用法は、下記の記事を拝読ください。
[関数の引数]ダイアログボックスに従い、
第2引数「列」に、10を指定します。
引数の設定後、OKボタンをクリックします。
これにより、指定のデータを生成されます。
最後に
ExcelのSEQUENCE関数を使用して、
横方向の連番データを生成する
を紹介しました。
SEQUENCE関数を用い、多様なデータを生成してみましょう。