「参照先・参照元の意味」「[トレース機能]の矢印とマークの意味」を解説 DL可

Excelの「参照先のトレース」と「参照元のトレース」について、参照先や参照元、トレース機能の矢印やマークなど、基本的な概念や使い方を解説しました。参照元と参照先の意味、トレース機能の矢印やマークの意味について理解することで、数式セルの構築や修正作業がスムーズになることでしょう。また、サンプルデータを使って実際にトレース機能を体験することで、より一層理解を深めることができます。Excelを使って作業をする上で、このトレース機能をマスターすることは非常に重要です。

先日、『』でExcelの「参照先のトレース」と「参照元のトレース」について説明しましたが、以下のような壁にぶつかることがあるかもしれません。

  1. 参照元と参照先の命名と意味の対応が理解しにくい
  2. トレース機能の矢印と●マークが理解しにくい
  3. 1と2の関係が理解しにくい

そこで、参照先と参照元、そしてトレース機能についてもう少し詳しく説明します。

参照先と参照元について

参照先情報の取得側を表し、参照元情報の提供側を表します。

複数のセル参照がある場合、参照元と参照先の両方の役割を担うこともあります。

そのため、参照元や参照先が必ずしも数式セルであるとは限りません。

「トレース機能」の矢印と●マークについて

「参照先・参照元の意味」「[トレース機能]の矢印とマークの意味」を解説

上図の矢印は参照元から参照先の方向に引かれ、元は「●」で表現されています。

元から先へ、取得から提供への「矢印の向き」です。
(実に直感的に理解できるようになっています)

●が表示されたセルが情報を提供し、矢印の先のセルが情報取得しています。

参照先は提供された情報で数式を構築するため、数式セルとなります

解答付きサンプルデータ

次のダウンロードファイルを使用して体感していただきたいのですが、

数式セルの確認したため、まずは「数式が入力されているセル」を起点に考えます。

つまり、[参照元のトレース]の使用がメインとなると思います。

最後に

今回はExcelの「参照先のトレース」と「参照元のトレース」について、さらにトレース機能の矢印とマークの意味について解説しました。

参照先と参照元は情報の取得側と提供側を表し、
複数のセル参照がある場合は両方の役割を担うこともあります。ま

た、トレース機能の矢印とマークは、情報の取得と提供の方向を表しています。

Excelを使っていると、数式の処理が思うようにいかず、原因がわからないことがあります。
そんなときは、「参照先のトレース」と「参照元のトレース」を活用して、数式がどのように計算されているかを確認してみましょう。

本記事が、Excelのトレース機能を理解する手助けになれば幸いです

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