【ビジネスExcel実践講座・初級】ファイル操作と設定 – 其の1 ブックの作成、開く、保存 –

Excelチャンピオンになるための第一歩として、
「ビジネスExcel実践講座・初級編」を開設しました。
Excelの基礎をしっかりと学んでいきましょう。
今回は、「ファイル操作と設定」の其の1として、「ブックの作成、開く、保存」に焦点を当てます。
目次
新規ブックの作成手順
新規ブックを起動することで、Excel上での作業を開始できます。
- Excelを起動後に、[空白のブック]をクリックすると、新規ブックが起動します
※Excelの起動方法は『【ビジネスExcel実践講座・初級】基本操作 – 其の1 Excelの起動方法-』を参照ください

最近使用したファイルの一覧とアクセス方法
頻繁に作業するファイルへの迅速なアクセスを可能します。
- Excelを起動後に、[最近使ったアイテム]に最近使用したファイルの一覧が表示されます

保存時のフォーマット選択と保存先指定
自分のニーズに合わせてデータを適切な形式で、整理された場所に保存することを可能にします。
- ファイルを保存する際、 [ファイル]タブをクリックします

2.ファイルメニュー内から[名前を付けて保存]を選択します
3.[参照]をクリックします
4.保存ダイアログボックスが表示され、ファイル名を入力します
また、ファイルの保存場所を選択し、[保存]をクリックしてファイルを保存します。これにより、ファイルが保存されます

自動保存の設定と利用場面
自動保存は、Excelがクラッシュしたり、応答が停止した場合にデータの損失を防ぐのに役立ちます
1.[ファイル]タブを選択します
2. [オプション]を選択します
3.オプションダイアログボックスが表示され、左側の[保存]を選択します
4.保存の設定画面で、[自動回復用データの保存をする]を設定できますデフォルトでは10分ごとに自動保存されます

自動保存の設定と利用場面の応用
初級者向けの内容でありませんが、
自動保存する場所を変えたい場合は、[自動回復用ファイルの場所]を好みの場所に書き換えてください。
デフォルトは「C:\Users\%username%\AppData\Roaming\Microsoft\Excel」です。
他には、保存間隔なども設定できます。
デフォルトは10分です。
![[自動回復用ファイルの場所]を変更する](https://biz-data-analytics.com/wp-content/uploads/2024/02/image-72-20240220-053412.png)
最後に
今回の記事では、「ファイル操作と設定」の其の2として、以下について学びました。
- 「新規ブックの作成」
- 「最近使用したファイルへのアクセス方法」
- 「保存時のフォーマット選択と保存先指定」
- 「自動保存の設定と利用場面」
次回は、「ファイル操作と設定」の其の2として、「印刷設定とプレビュー」について解説します。お楽しみに!