【MATCH関数】「照合の型」の威力 -番外編-
先日、『MATCH関数はマッチングさせる関数のことである』 『【MATCH関数】「照合の型」の威力 -理論編-』『【MATCH関数】「照合の型」の威力 -実践編-』で,MACTH関数を取り上げました。
詳しくは、本文末尾の「関連記事」を見て頂ければと思います。
「照合の型」の理論をお伝えし、使いこなせれば、さらにMACTH関数の幅が広がるとお伝えました。
出典: MATCH 関数 – Microsoft サポート
照合の型 動作 1 または省略 MATCH 関数は、検査値以下の最大の値を検索します。 検査範囲の引数の値は、昇順の並べ替えでは、1 ~ 9、A ~ Z、あ~ん、FALSE ~ TRUE の順に配置されます。 0 MATCH 関数は、検査値と等しい最初の値を検索します。 検査範囲の引数の値は、任意の順序で指定できます。 -1 MATCHは、 の値以上の最小の値 lookup_value。 lookup_array引数 の 値は、TRUE、FALSE、Z-A、… など、降順に配置する必要があります。2、1、0、-1、-2、…など。
上記の「照合の型」を簡略化したの内容が下記です。
目次
「照合の型」のまとめ
- 0は、 完全一致。最初の値を返す。特に制限なし
- -1は、近似一致。検査値以上の最小の値を返し、降順にする
- 1は、近似一致。検査値以下の最大の値を返し、昇順にする
-1 ならば、以上で、最小で降順?
1 ならば、以下で、最大で昇順?
混乱する….
0は、完全一致なので単純です。
ただ、-1と1の違いが、混乱してくると思います。
-1と1の覚え方
昇順か降順か
- 1は、正の値。なので、正の順⁼昇順と覚える
- –1は、負の値。なので、負の値は、昇順の逆の降順であると覚える
以下か以上か、最大か最小か
- 以下であれば最大、以上であれば最小となり、逆の関係
《余談》ヘルプを活用しよう
ヘルプを活用しましょう。
今回は「この関数のヘルプ」を見ます。
下図の青枠は今回は見ないでOKです。理由は重要な昇順と降順に関する掲載がないからです。
上記の関係を理解できれば、ヘルプの内容が頭に入っていくると思います。
ヘルプを備忘録代わりに、活用していきましょう。