【ビジネスExcel実践講座・初級】 基本操作 – 其の2 画面構成 –
Excelチャンピオンになるための第一歩として、
「ビジネスExcel実践講座・初級編」を開設しました。
Excelの基礎をしっかりと学んでいきましょう。
今回は、「基本操作」の其の2として、Excelの画面構成に焦点を当てます。
より、データの入力や分析にすばやくアクセスするために、
その画面構成を理解することがとても大切です。
皆様がExcelの画面構成を理解し、
その機能を最大限に活用するためのガイドとなれば幸いです。
目次
Excelの画面構成に関する説明
以下に、Excelの画面構成に関して解説します。
クイックアクセスツールバーとは
- Excelの上部にあり、リボンの上(あるいは下)に位置します
- 自分が選んだ任意の機能を常に表示しておき、すぐに利用できるようにする領域です
- リボンが非表示の状態であったり、リボンのどのタブが開かれていても、常に表示・アクセスできる領域になります
- 既に「上書き保存」「元に戻す」「やり直し」のアイコンが見えるはずです
- よく使うコマンドをクイックアクセスツールバーに登録し、1クリックで実行することで作業を素早く行うことができるようになります
タイトルバーとは
- 今開いているファイルの名前が表示されます
メニューバーとは
- Excelを操作するためのメインメニューです。
- メニューバーは各種のタブ(「ファイル」、「ホーム」、「挿入」、「ページレイアウト」、「数式」など)を含み、
それぞれのタブをクリックすることで、関連する機能がまとめられたリボンにアクセスできます
リボンとは
- Excelウィンドウの上部にあるものがリボンです。
- Excelの操作は主にリボンから行います。
リボンは表の作成、データ分析、基本的な編集(書式設定、フォントの変更、コピーや貼り付け)、
画面の拡大/縮小、表の分割、ウインドウの切り替え、図形やグラフの挿入、ピボットテーブルの作成など、
多岐にわたる機能を提供します。
フォーミュラバーとは
- 数式や関数が表示されます
- この場所に直接式を入力することもできます
- 他のWordなどのソフトウェアには存在しない、Excelならではの大切な場所です
ステータスバーとは
- Excel画面のちょうど右下あたりに表示される情報です
- 平均、データの個数、合計などは、計算したい範囲を選択するだけで自動的にステータスバーに表示されます
- わざわざ、関数を入力する必要はありません
最後に
Excelの画面構成を理解することで、
作業効率を向上させ、重要な情報や機能にすばやくアクセスできます。
これにより、データの入力や分析、レポートの作成など、
日々の業務をスムーズに進めることが可能になると思っています。
Excelは、その強力な機能と柔軟性から、ビジネス環境でのデータ管理と分析における不可欠なツールとなっています1。
その全ての機能を最大限に活用するためには、まずその画面構成を理解することから始めましょう。
- 『Excel関数を学ぶ前に』にて、Excelの重要性に関して述べられています ↩︎