【ビジネスExcel実践講座・初級】データの入力と編集
其の3 オートフィルの利用
Excelチャンピオンになるための第一歩として、
「ビジネスExcel実践講座・初級編」を開設しました。
Excelの基礎をしっかりと学んでいきましょう。
今回は、「データの入力と編集」の其の3として、「オートフィルの利用」に焦点を当てます。
目次
連続する数値や日付の自動入力
Excelは自動的にパターンを予測し、
セルに連続する数値や日付をドラッグした範囲だけ入力します。
例えば、“1”から始める場合、ドラッグすると“2”、“3”、“4”などが自動的に入力されます。
これをオートフィルと呼びます。
ここでは、2つ紹介します。
ドラッグ
ドラッグの操作は、連接セルにデータが存在しない場合に特に有効です。
- セル範囲選択:
- パターンが入力されたセル範囲を選択
- ✚を選択し、ドラッグ:
- 右下に表示される✚を選択し、ドラッグ
ダブルクリックによる範囲指定
ダブルクリックの操作は、連接セルにデータが存在する場合に特に有効です。
- セル範囲を選択:
- パターンが入力されたセル範囲を選択
- ✚を選択し、ダブルクリック:
- 右下に表示される✚を選択し、ダブルクリック
[ユーザー設定リスト]を用いたオートフィル(例: 月の名前)
[ユーザー設定リストを用いたオートフィルとは
例えば、「4月」と入力されているセルからフィルハンドルを使用して連続データを入力すれば、
「12月」までのデータが入力され、さらにドラッグを続ければ「1月」から再びデータが入力されます。
フィルハンドルとは、+のことです。
ここで、Excelで「13月」とならない理由は、
[ユーザー設定リスト]に基づいて入力されているわけです。
裏を返せば、[ユーザー設定リスト]を追加すれば、新しいオートフィルが使用できます。
[ユーザー設定リスト]の追加手順
では、新しいオートフィルを使用するため、[ユーザー設定リスト]を追加してみます。
- [ファイル]タブを選択
- [オプション]を選択
- [詳細設定]を選択
- [ユーザー設定リストの編集]を選択
- [リスト項目]に、設定したいリストを入力
- [追加]を選択
最後に
今回の記事では、「データの入力と編集」の其の3として、
「テキスト、数字、日付の入力」に焦点を当てました。
テキスト、数字、日付の入力方法を知ることで、
顧客名やプロジェクトの日付、数量など、正確な情報を入力できます。
次回は、「データの入力と編集」の其の2として、
「オートフィルの利用」について解説します。お楽しみに!
Excelの基礎をしっかりと学んでいきましょう。
今回は、「データの入力と編集」の其の4として、「セルの書式設定」に焦点を当てます。