EXCELの豆知識 -「=」演算子と配列【一括比較】-
Excelには多くの便利な機能がありますが、
その中でも「=」演算子を使った配列と値の比較は少し難しいかもしれません。
本記事ではは、この「=」演算子を使った配列と値の比較の方法を、わかりやすく解説します。
「配列」に関してはこちら
EXCELの豆知識を簡潔説明とは
Excel初心者の皆さんに向けて、知っておくと便利な豆知識をシンプルにお届けします。
細かい話をするとどうしても文章が長くなったり、
焦点がずれてしまうことがあるため、ここではできるだけ簡略化して説明します。
ただし、厳密には異なる点があるかもしれませんが、その点はどうかご容赦ください。
一緒にExcelの世界をもっと身近に感じてもらえたら幸いです。
「=」演算子による比較の基礎と応用
「=」演算子の基本
「=」演算子は、セルの値を比較するために使用します。
例えば、=A1=B1
という式は、セルA1の値とセルB1の値が等しいかどうかを比較し、
TRUEまたはFALSEの結果を返します。
ここに画像を挿入(例: =A1=B1 のスクリーンショット)
配列に対する「=」演算子の使用
「=」演算子は、個別のセルだけでなく、セル範囲(配列)全体に対する一括比較も可能です。
これにより、複数のセルの値を一度に比較することができます。
セルに出力せずに数式内で処理できるため、Excel表を不要な作業列を作らずに済みます。
(いつか詳細な説明記事を書く予定です)
例: 配列と値の比較
この場合、A2:A6="A社"
という式では、セル範囲A2:A6
内の各セルが「A社」という文字列と等しいかどうかが一括で評価されます。
セル範囲A2:A6
内の各セルがB2:B6
内の対応するセルと等しいかどうかが一括で評価されます。
具体的には、配列A2:A6
の各セルに対して、対応する配列B2:B6
の各セルとの等価性が判定され、
各セルごとにTRUEまたはFALSEの値が生成されます。
操作マニュアル|Excelで「=」演算子を使って配列の比較を行う手順
- セルを選択
比較結果を表示するセル(ここではC2)を選択します。 - 数式を入力
セルC2に=A2:A6=B2:B6
と入力し、Enterキーを押します。 - 結果を確認
セルC2からC6にかけて、TRUEまたはFALSEの結果が表示されます。
(TRUEは等しい値を示し、FALSEは異なる値を示します)
以下のGIFは、上記の手順を視覚的に示しています。
最後に
「=」演算子を使った配列と値の比較は、複数のセルの値を一度に評価できます。
さらに、セルに出力せずに数式内で処理できるため、Excel表を不要な作業列を作らずに済みます。
(いつか詳細な説明記事を書く予定です)
この記事を参考にして、この機能を活用してみてください。