【ビジネスExcel実践講座・初級】グラフの作成と基本操作 -其の2「タイトルの追加/編集」-
Excelチャンピオンになるためには、基本から応用まで幅広い知識が必要です。
「ビジネスExcel実践講座・初級編」を開設しました。
この講座では、Excelの基本操作を学ぶことができます。
前回は「グラフの作成と基本操作」の「グラフの作成」を学びました。
今回は、其の2として「グラフの要素の編集方法」を解説します。
グラフの見やすさを向上させる工夫です。
目次
グラフの要素の編集方法
グラフタイトルの追加・編集
グラフタイトルの入力方法と変更方法
「グラフタイトル」を入力してみましょう。
棒グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
作成済みのグラフタイトルを選択し、カーソルを置き、グラフタイトルを入力します
軸のタイトルの入力方法と変更方法
「軸のタイトル」を入力してみましょう。
棒グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
- 作成済みのグラフを選択します
- [書式]タブを選択します
- [グラフ要素を追加]のアイコンを選択します
- [軸ラベル]を選択します
- [第1横軸]または[第1縦軸]を選択します
- 軸ラベルが表示されます
フォントやサイズの調整
「フォントやサイズ」を調整してみましょう。
棒グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
- グラフタイトル、または、軸ラベルを選択します
- フォントのスタイル、サイズ、色を変更するためにリボンのフォントセクションを使用します
軸の書式設定方法
軸の最大値、最小値の調整
「軸の最大値、最小値」を調整してみましょう。
棒グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
- グラフの軸ラベルを選択します
- 右クリックして、[軸の書式設定]をクリックします
- 起動した[軸の書式設定]から、[最小値]または[最大値]を入力します
軸ラベルの角度や間隔の変更
「軸ラベルの角度や間隔の変更」を変更してみましょう。
棒グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
- 作成済みのグラフの軸を選択し、右クリックします
- 右クリックメニューから、[軸の書式設定]を選択します
- 起動した[軸の書式設定]ダイアログから、軸ラベルの角度や間隔の様々な変更できます
データラベルの追加/編集
データポイントごとの数値をパーセンテージ表示
データポイントごとの数値をパーセンテージ表示をさせてみましょう。
円グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
- グラフを選択します
- +をクリックします
- [データラベル]を選択します。
- グラフ上に[データラベル]が表示されます
- グラフの[データラベル]を選択し、右クリックします
- 右クリックから、[データラベルの書式設定]を選択します
- Excelの右ウィンドウが起動したら、[値]をチェックオフ、[パーセンテージ]をチェックオンにします
- [データラベル]がパーセンテージ表示になります
ラベルの位置の調整
ラベルの位置を調整してみましょう。
円グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
- グラフを選択します
- +をクリックします
- [データラベル]を選択します
- [データラベルのオプション]が表示されたら、好きな位置を選択します
フォーマットの調整
フォーマットを調整してみましょう。
円グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
- [データラベル]を選択します
- [ホーム]タブを選択します
- フォントのスタイル、サイズ、色を変更するためにリボンのフォントセクションを使用します
グラフのスタイルとカラー
既定のテーマやスタイルの適用
既定のテーマやスタイルを適用してみましょう。
棒グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
本記事ではワンクリックで変更する方法を紹介していますが、
細かくカスタマイズすることもできます。
- [データラベル]を選択します
- [ホーム]タブを選択します
- フォントのスタイル、サイズ、色を変更するためにリボンのフォントセクションを使用します
個別のデータシリーズの色の変更
個別のデータシリーズの色を変更しましょう。
棒グラフの例にしていますが、他のグラフ形式でも同様です。
本記事ではワンクリックで変更する方法を紹介していますが、
細かくカスタマイズすることもできます。
- [データラベル]を選択します
- [ホーム]タブを選択します
- フォントのスタイル、サイズ、色を変更するためにリボンのフォントセクションを使用します
次回について
今回は「グラフの作成と基本操作」について、「グラフの要素の編集方法」の其の2を解説しました。
次回は、其の3として「グラフの配置とサイズ調整」に焦点を当てます。
引き続き、グラフの見やすさを向上させる工夫に関してです。
お楽しみに!