【ビジネスExcel実践講座・初級】データの整理「条件付き書式」

Excelチャンピオンになるためには、基本から応用まで幅広い知識が必要です。
「ビジネスExcel実践講座・初級編」を開設しました。
この講座では、Excelの基本操作を学ぶことができます。

「データの整理」の其の3として、「条件付き書式」を取り上げます。

条件付き書式とは

条件に基づいて、セルの書式を自動的に変更します。

これにより、データの特定の特徴を強調し、視覚的に把握しやすくなります

特定条件に基づく色付けの条件付き書式

特定の条件に基づいてセルの色を自動変更する方法を解説します。

数値やテキストが指定した範囲や基準に合致した場合、セルの背景色や文字色を変えることができます。

ここでは、代表的な「値の範囲に応じた色の変更」「条件式を使用した書式設定」を紹介します。

値の範囲に応じた色の変更

値の範囲に基づいて、金額が特定の範囲内のセルに書式が適用する方法を紹介します。

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1. 条件付き書式を適用したいセルまたはセル範囲を選択
   • この例では「金額」列を使用
2. [ホーム]タブを選択
3. [条件付き書式]のアイコンを選択
4. [新しいルール]を選択

5. [書式ルールの編集]ダイアログボックスが表示されたら、[指定の値を含むセルだけを書式設定]を選択
6. セルの値が「900,000 」と「1,000,000 」の間にある場合の書式を設定
7. 条件に合致するセルの書式（色など）を設定
8. [OK]を選択

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条件式を使用した書式設定

条件に基づいて、金額が特定の範囲内のセルに書式を適用する方法を紹介します。

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1. 条件付き書式を適用したいセルまたはセル範囲を選択
   • この例では「金額」列を使用
2. [ホーム]タブを選択
3. [条件付き書式]のアイコンを選択
4. [新しいルール]を選択

1. [書式ルールの編集]ダイアログボックスが表示され、条件を設定。
   • [数式を使用して、書式設定するセルを決定]を選択
2. 金額はC列に入力されているため、「C2 < 1,000,000」の場合の書式を設定
3. 条件に合致するセルの書式（色など）を設定
4. [OK]を選択

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複雑な条件式を使用しての書式設定

複雑な条件に基づいて、金額が特定の範囲内のセルに書式を適用する方法を紹介します。

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1. 条件付き書式を適用したいセルまたはセル範囲を選択
   • この例では「金額」列を使用
2. [ホーム]タブを選択
3. [条件付き書式]のアイコンを選択
4. [新しいルール]を選択

5. [書式ルールの編集]ダイアログボックスが表示され、条件を設定
   • [数式を使用して、書式設定するセルを決定]を選択
6. 12月で金額が1,000,000以上の条件を設定
   • 条件式: =AND(=“12月”, 金額>=1,000,000)
7. 条件を設定したら、[書式]を選択し、好みの書式を設定

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グラフやマークを使った条件付き書式

次に、条件付き書式を使ってセル内にグラフやマークを表示する方法を紹介します。

先程の色付けによる強調ではなく、バー、色のスケール、アイコンセットを使って、視覚的にデータを比較したり、
特定の条件に応じてマークを付けたりして、データをさらに直感的に理解できるようにします。

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1. 条件付き書式を適用したいセルまたはセル範囲を選択
   • この例では「金額」列を使用
2. [ホーム]タブを選択
3. [条件付き書式]のアイコンを選択
4. [ルールの管理]を選択

5. データバー、カラースケール、アイコンセットなど、視覚的なオプションを選択
6. 金額に基づいて色のスケールを設定する場合、[データバー]オプションを選択
   • 条件に合わせてバーのカラーとスケールをカスタマイズ

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多彩なグラフやマークのカスタマイズ

条件付き書式では、さまざまなグラフやマークを使ってデータを視覚的に強調することができます。
設定したい条件や表示方法に応じて、自由にカスタマイズしてみましょう。

条件付き書式の編集と削除

条件付き書式は編集も削除もできます。

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1. 条件付き書式が適用されているセルまたはセル範囲を選択
2. [ホーム]タブを選択
3. [条件付き書式]のアイコンを選択
4. [ルールの管理]を選択

4. [条件付き書式ルールの管理]ダイアログボックスが表示されたら、編集または削除したいルールを選択
5. [ルールの編集]または[ルールの削除]を選択し、ルールを編集または削除

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次回について

今回は、「データの整理」の其の3「条件付き書式」を解説しました。

条件に基づいてセルの書式を自動的に変更する方法を学びました。

これにより、データの特定の特徴を強調し、視覚的に把握しやすくなります。

次回は、「テーブルの作成と利用」を解説します。

お楽しみに！